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手足の感覚が変?しびれの症状別に考えられる病気と受診すべき診療科

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  • 手や足に「ジンジン」「ピリピリ」とした違和感や、力が入りにくい感覚があるとき、
    「ちょっと疲れたのかな?」「しばらく様子を見れば大丈夫かも」と思う方も少なくないかもしれません。

    しかし、手足のしびれは、脳や脊髄、末梢神経の異常や、糖尿病などの全身疾患のサインである可能性があります。
    放置することで重大な病気を見逃してしまうケースもあるため、早期の見極めが重要です。

  • 「しびれ」の原因は多岐にわたります

    • 「手足のしびれ」の背景には、次のような疾患が考えられます

      ・脳卒中や一過性脳虚血発作(TIA):片側のしびれや言語障害を伴うことも
      ・脊椎の異常(頸椎ヘルニア、後縦靱帯骨化症など)
      ・末梢神経の圧迫(手根管症候群、肘部管症候群など)
      ・糖尿病性神経障害、甲状腺機能低下症、ビタミン欠乏
      ・ストレスや自律神経の乱れによる機能的な神経障害

      症状が軽度に見えても、重大な病変の前兆である可能性があるため、
      適切な診断と原因の特定が不可欠です。

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受診すべき診療科と、医療機関選びのポイント

「何科にかかればいいのか分からない」という方も多いと思います。

  • 左右どちらか片側のみのしびれ、ろれつの異常、視野欠損などがある場合:脳神経外科・神経内科

  • 首や腰の痛みを伴う、慢性的なしびれがある場合:整形外科

  • 糖尿病など内科的疾患の既往がある方:内科や糖尿病内科

当院では、CT・MRI・超音波・血液検査などを用いた多角的な検査体制を整備しており、
必要に応じて専門診療科とも連携し、適切な診断と治療に努めています。

 

さらに詳しい原因別の解説、症状の見極め方、検査内容については、
以下のページでわかりやすくご紹介しています。

▼ 記事でわかること
✔ 手足のしびれが起こる代表的な病気とは?
✔ 脳、脊髄、末梢神経それぞれの症状の特徴
✔ 何科を受診すればよいのかの判断基準
✔ 精密検査でわかることと当院の検査体制

「気のせいかも」と様子を見る前に、正確な診断と適切な医療機関の受診を。